小論文と作文の違いとは!?
小論文と作文の違いとは!?
これから小論文上達を目的としたブログを始めようと思います。
高校生から大学生、教員採用試験などに対応で来たら、と思っております。
さて、まずは「小論文」と「作文」の違いとは…から。
結論から
「自分の気持ちをただ書く」のが作文
「例を挙げて言いたいことの根拠をあげる」のが小論文
明確な違いは「無い」とされています。ただ、「試験」を見据えていくと、上記になります。
例を挙げます。
A〔教員採用試験に合格するために、私は努力を続けてきた。これからはヨーロッパを一周して、見聞を広げたい。〕
B〔教員採用試験に合格するために、私は努力を続けてきた。これからもボランティア活動や学習指導員を続け、自分の指導の幅を広げたい。〕
Aは文章に関連がありません。突っ込まれる。教員採用試験に合格するための努力、そして「これから」がつながりません。自分の気持ち、で書いています。従って「作文」です。
Bはつながりがあります。教員採用試験に合格するための例としてふさわしいですね。よって「小論文」と言えます。
Aも書き方によっては、なんとかなります。例えば、あなたが「外国語科(英語科)」の教師を目指しているなら、「外国語科の教師として」という流れとしてはつながりのある例となるでしょう。
ひとつ重要なポイントを記します。
読み手のことを考えて書いているか?
これは作文でも小論文でも同じです。面接でも同じです。ただ「自分の気持ち」を書いても答えてもダメなのです。
書くからには、読む人がいます。そこには読み手(評価者)の気持ち、評価の観点があります。面接も目の前の面接官が何を求めているか、を考えて応えなければ評価されにくいでしょう。
それを考えずに何本書いても効果は薄いでしょう。
今回は以上となります。
次回以降は、小論文の書き方に加え、教員採用試験対策の予備校の比較、などについてを予定しております。