小論文上達~合格への道

小論文の上達から、試験の合格へ。教員採用試験にも対応

原稿用紙の使い方はここにこだわれ!

◎原稿用紙の使い方を確認しよう

原稿用紙…けっこういいかげん?というか確認せずに書き始めている人が多い。

えっ?と思った人は、再確認をした方が良い。内容はいいのに、誤字脱字や原稿用紙の使い方で減点になると非常にもったいない。

 

調べ方は今の時代たくさんあれども、高校時代の国語の授業で使った「便覧」がわかりやすい。カラーのやつね。

 

◎縦書き横書き?

ポイントはこれだ。縦書きと横書きで原稿用紙の使い方が変わる。特に数字である。縦書きなら漢数字、横書きなら算用数字にする。ただ、例外もある。

 

例「七五三」「三が日」

など、単語として成立しているものは、横書きでも漢数字にする。

 

自分の受験する媒体が、縦書きなのか横書きなのか、それをまず調べなくてはならない。過去問があればそれですぐに判明する。そのときについでに確認してほしいのは

 

「一行は何文字なのか」

 

ということだ。

◎1行で何文字?

これにこだわっている人は少ない。

 

練習すればするほど「一つの単語」「一つの文字」の勝負となってくる。これは自分のレヴェルが上がるとおのずとそうなる。そうなってない人は、まだまだ練習が足りない。

 

東京都教員採用試験だと、「1行35文字」である。ここ10年くらいそうであろうか。

たくさん練習すると、たくさんの内容を書きたくなる。しかし、文字の制限がある。そこで1行の文字数を無視して書いていると、本番と同じ文字数にした時に違和感を覚えるのだ。

 

例 1行35文字

 2行(70文字)で書いていた内容が

 1行20文字の原稿用紙だと、4行目に突入してしまう。

 

また、「」や句読点の使い方によっても変わる。原稿用紙の最後のマスには、

を入れることができる。すると、一文字もしくは二文字減ってしまう。

 

これは練習を重ねると気が付くことだ。そのときに調整できればいいが、放置すると本番で困ることになるので、練習から意識しておきたい。